ミクシィの海外公募増資・売り出しが中小型株の重石になるか【クロージング】

2015年7月7日 16:41


*16:41JST ミクシィの海外公募増資・売り出しが中小型株の重石になるか【クロージング】

7日の日経平均は大幅に反発。264.47円高の20376.59円(出来高概算22億2000万株)で取引を終えた。ギリシャのユーロ圏離脱懸念の拡大を受けた世界株安が警戒されていたが、連休明けのNYダウは46ドル安と、海外の下げが想定ほど大きくなかったこともあり、自律反発の展開となった。ただし、ユーロ圏首脳会議などギリシャ協議を見極めたいムードは強く、ギャップ・アップで始まった日経平均は、その後20400円前後でのこう着が続いた。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超え、全体の7割を占めていた。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2ケタの上昇。セクターでは原油先物相場の急落が嫌気されて鉱業が下落率トップとなる一方で、電力ガスなど原油安メリットとなるセクターの一角がしっかり。

今晩開催されるユーロ圏首脳会議が注目されるが、メルケル首相はユーロ圏首脳会議でギリシャの新しい提案を検討したいという考えを示している。しかし、意見がまとまるかは不透明な状況であり、こう着感の強い相場展開はしばらく続きそうである。

物色は中小型株にシフトしやすい需給状況とみられる。しかし、中小型株の主力であるミクシィ<2121>は、海外募集による新株式発行と自己株式処分及び株式売出しを発表した。明日のミクシィの株価動向次第では、やや需給懸念が高まる可能性がありそうだ。

一方、日経平均は5日、25日線のほか、一目均衡表では転換線、基準線が上値抵抗として意識されている。外部環境の落ち着き次第ではあるが、これをクリアしてくると、6月末に空けたマド(20360-20650円)の残りとなる20600-20650円辺りを埋めに行く展開が意識されてくる。《AK》

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