キヤノンは売り先行、1-3月期の業績観測数値は市場コンセンサスを下振れ
2015年4月21日 09:26
*09:26JST キヤノンは売り先行、1-3月期の業績観測数値は市場コンセンサスを下振れ
キヤノン<7751>は売り先行。1-3月期営業利益は前年同期比15%減の700億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。デジカメの販売不振や対ユーロでの円高進行などがマイナス要因に。一方、ユーロ円の前提を円高方向に見直すが、通期予想は据置の公算とされている。1-3月期は市場コンセンサスを100億円程度下回る水準であるが、通期予想の下振れ懸念も強かったなか、当面の下方修正懸念が後退する格好にもなり、下げ幅は限定的にとどまっている。《KO》