前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開か、中小型株の動向に注目
2015年4月14日 08:35
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感の強い相場展開か、中小型株の動向に注目
14日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:日経平均は日柄調整のなか、個別物色は活発に
■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越し
■前場の注目材料:JT<2914>の飲料自販機事業、ビール3社が買収に名乗り
■日経平均は日柄調整のなか、個別物色は活発に
14日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。13日の米国市場では本格化する決算発表を前に利益確定の売り圧力が強まり、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の19865円だった。このシカゴ先物にさや寄せする格好から、東京市場は利食い優勢の相場展開になろう。
ただし、押し目買い意欲も強く、日経平均の5日線レベルでの底堅さも意識されやすいだろう。また、昨日はインデックスに絡んだ売りにより、大型株の弱さが目立っていたが、一方で中小型株が底堅い動きをみせていた。東証2部、ジャスダック、マザーズはプラス圏で終えており、本日も中小型株や相対的に出遅れている銘柄、個別材料を手掛かりとした物色に向かわせよう。
個別では2年ぶり最高益更新との観測が報じられている伊藤忠<8001>のほか、16年3月期の営業増益観測が報じられているセイコーHD<8050>などに関心が向かいそうだ。その他、ファイバーレーザーで共同出資会社の設立を発表したファナック<6954>と古河電工<5801>や、装着型ロボットを建設現場や工場に5月から試験導入すると発表したサイバダイン<7779>などの動向も注目され、それぞれ関連銘柄への波及が期待される。
■外資系証券の注文動向:差し引き150万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1080万株、買い1230万株、差し引き150万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
4月7日(火):60万株の売り越し
4月8日(水):120万株の買い越し
4月9日(木):90万株の買い越し
4月10日(金):480万株の買い越し
4月13日(月):320万株の買い越し
■前場の注目材料
・JT<2914>の飲料自販機事業、ビール3社が買収に名乗り
・りそなHD<8308>、中小企業に優先株で出資し成長資金供給
・3月末の投信純資産残高、97兆円と3年連続で過去最高更新
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
<海外>
09:00 シンガポール・1-3月期国内総生産(前年比予想:+1.7%)《KO》