年金資金のほか大型投信設定に伴う資金流入で底堅く/ランチタイムコメント
2015年4月3日 12:04
*12:04JST 年金資金のほか大型投信設定に伴う資金流入で底堅く
日経平均は続伸。81.30円高の19394.09円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。3日の欧米市場は聖金曜日の祝日で連休になることから、海外勢のフローが減少するなか、利益確定の流れが先行した。しかし、年金資金のほか大型投信設定に伴う資金流入が意識されるなか、日経平均は寄付きを安値に、早い段階でプラスに転じている。
セクターでは食料品、ゴム製品、その他製品、保険、ガラス土石、電気機器、サービス、石油石炭、小売、機械などが上昇。半面、銀行、空運、精密機器、電力ガス、海運、卸売、医薬品、陸運などが小安い。売買代金上位ではディーエヌエー<2432>、ソニー<6758>、レナウン<3606>、任天堂<7974>、倉元<5216>、SUMCO<3436>が堅調。半面、三菱UFJ<8306>、ソフトバンク<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>が冴えない。
日経平均は5日線が支持線となり、前日の高値水準でのこう着となっている。米雇用統計を控えているほか、聖金曜日の祝日で連休になることから様子見ムードにも。ただし、海外勢の商いが細ることで、結果的には戻り待ちの売り圧力が低下する格好にもなるため、底堅い展開は続くとみておきたい。
もっとも、個人主体の銘柄については短期的な値幅取り狙いの売買も多いとみられ、大引けにかけては急速に利益確定の流れが強まることもありそうだ。先物主導で仕掛け的な商いも出てくる可能性を考慮すると、東証2部や新興市場など、インデックス売買に振らされ難い銘柄にシフトするか。ミクシィ<2121>は小動きだが、サイバダイン<7779>は順調なリバウンドをみせており注目。テーマでは自動運転。東証1部では、ソニー<6758>、ディーエヌエー<2432>辺りに。(村瀬智一)《FA》