前場に注目すべき3つのポイント~引き続き先物市場を睨みながらの相場展開に

2015年3月12日 08:32


*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続き先物市場を睨みながらの相場展開に

12日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:明日のSQ通過後の19000円を意識した物色意欲
■外資系証券の注文動向:差し引き90万株の売り越し
■前場の注目材料:下値での年金買い期待の強さが支え、引き続き先物動向を注視

■明日のSQ通過後の19000円を意識した物色意欲

☆日経225想定レンジ:上限18875円-下限18750円

12日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場は、自律反発の流れが先行したものの、利上げへの警戒感が根強く、NYダウ、ナスダックともに下落。また、原油先物相場の下落なども嫌気されている。一方で、シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の18780円だった。そのため、米国市場が不安定ながらも底堅い展開は意識されそうだ。

一方で、13日に先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えている。限月交代に伴うロール・オーバーの商いが中心とはいえ、12日の日経平均の日中値幅は253円と大きく動いていたこともあり、先物市場を睨みながらの相場展開といったところか。想定されるレンジとしてはオプション権利行使価格の18750円と18875円とのレンジ内になりそうだ。

下値は年金資金とみられる買いが入っているとみられているほか、増額修正が相次ぐ中で配当志向の商いも増えているとみられる。下値の堅さが意識されるなか、権利行使価格の18750円をクリアしてくるようだと、19000円への意識が高まりそうだ。全体としては先物の需給による影響を受けやすいが、物色については中核となる銘柄やテーマは定まっておらず、売り込まれていた銘柄の買い戻しなどを意識。

また、昨日の底堅い流れから、SQ通過後のアク抜けも意識されやすく、下値を切り上げてくる可能性もありそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き90万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1110万株、買い1020万株、差し引き90万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

3月5日(木):80万株の売り越し
3月6日(金):660万株の買い越し
3月9日(月):500万株の買い越し
3月10日(火):230万株の売り越し
3月11日(水):60万株の買い越し

■前場の注目材料

・下値での年金買い期待の強さが支え、引き続き先物動向を注視
・損保・地銀20年ぶりベア実施の見通し
・エボラ熱、死者1万人に迫る

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 1-3月期法人企業景気予測調査
08:50 1月第三次産業活動指数
08:50 前週分対外対内証券売買

<海外>

09:30 豪・2月失業率(予想:6.4%、1月:6.4%)《KO》

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