アサヒビール、ワイン商社エノテカを買収 ワイン事業を強化

2015年2月14日 12:28

 アサヒビールは13日、ワインの輸入・販売を手掛けるエノテカの全発行株式を取得し、子会社化すると発表した。エノテカを傘下に置き協業を行うことで、好調な国内ワイン市場で事業成長の加速を図るという。

 エノテカは、1988年の創業で、数多くの有力ワイナリーのワインについて国内における独占販売を行っている。近年、ワインは、家庭の食卓や外食シーンで、日常的に消費される酒類として定着し、国内消費量も増加傾向にあり、酒類市場における重要性が高まっている。アサヒビールも、従来よりワイン事業に注力し、輸入ワインのラインアップの拡充や「サントネージュ」などの国産ワイン製造の取り組みを行ってきている。

 アサヒビールのワイン事業の売上規模は、14年12月期で約144億円だが、エノテカの売上約173億円と合わせることで、ワイン事業の売上規模やワイン市場における存在感が大幅に高まり、「ワインのリーディングカンパニー」として、酒類事業のいっそうの強化、拡大を目指すという。

 エノテカは、2014年3月期の連結売上高が約173億円、資本金は約16億6,000万円である。エノテカの株式は、ユニゾン・キャピタル株式会社がアドバイザーを務めるファンドなどから発行済株式の全部を取得する。

 なお、本件の当期の個別業績および連結業績に与える影響は軽微としている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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