ムサシ 昨年の衆院選で通期業績予想を増収増益に上方修正
2015年2月13日 13:37
*13:37JST ムサシ---昨年の衆院選で通期業績予想を増収増益に上方修正
選挙機材のムサシ<7521>は10日、第3四半期累計(2014年4-12月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比2.1%減の258.94億円、営業利益が同46.3%減の5.57億円、経常利益が同30.2%減の7.72億円、純利益が同16.6%減の5.01億円となった。
選挙システム機材において、昨年12月に衆院選が実施されたため関連機材の販売が大幅に伸長した。また、情報システム機材分野では、スキャナー等の電子化機器の販売が好調だったほか、文書のデジタル化事業で民間企業からの受注が伸長するなど順調に推移した。
衆院選の実施に伴う売上伸長と各事業の進捗を受け、決算発表と同時に通期業績予想を上方修正した。変更後の業績予想は、売上高が前期比2.7%増の373.81億円、営業利益が同8.1%増の13.02億円、経常利益が同15.4%増の15.26億円、純利益が同29.2%増の9.83億円と、減収減益予想から一転、増収増益予想に引き上げている。
同時に、配当予想も上方修正した。1株当たりの期末配当を、前回予想の10円から2倍増となる20円に引き上げた。結果、年間配当は30円となる見込み。
同社は、選挙関連機材を扱う企業として知られ、投票用紙読取分類機や自然に開く投票用紙など同業界でシェアトップ。また、金融機関向けの貨幣処理機器なども製造販売している。このほか、文書をデジタル化・マイクロフィルム化するメディアコンバート事業をグループで取り組んでいて来期以降の本格的な回復が期待される。《AK》