センチメント改善にはトヨタなどのプラス圏浮上が不可欠(訂正)/ランチタイムコメント

2015年2月5日 12:36


*12:36JST センチメント改善にはトヨタなどのプラス圏浮上が不可欠(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)市場のセンチ面とは改善し
(正)市場のセンチメントは改善し

 日経平均は反落。179.53円安の17499.21円(出来高概算12億7000万株)で前場の取引を終えた。4日の米国市場はまちまちだった。1月ADP雇用統計が市場予想を下回ったほか、原油価格が再び下落に転じたことが嫌気された。またギリシャのデフォルト懸念が再燃したことも手掛けづらくさせている。17600円を割り込んで始まった日経平均は、その後17600円を回復する局面をみせた。
 しかし、買い先行で始まったトヨタ自<7203>が下げに転じるなか、じりじりと下げ幅を広げており、17500円を割り込んでいる。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の6割を占めているほか、規模別指数は大型、中型、小型株指数ともに下落。セクターでは、パルプ紙、空運、金属製品が小幅に上昇。一方で、鉱業の下落率が3%を超えているほか、非鉄金属、機械、倉庫運輸、鉄鋼、医薬品などが冴えない。個別では上方修正が好感されたソニー<6758>が一時ストップ高をつけている。

 ソニー<6758>が全市場で売買代金トップとなった。ただし、指数インパクトは限られるため、やはりファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9984>、ダイキン<6367>などが浮上してこないと、切り返しは厳しい。また、トヨタ自<7203>がマイナス圏に入っているが、25日線を支持線として下げ幅を縮めており、プラス圏に浮上してくるかが注目されるところ。切り返しをみせてくるようだと、市場のセンチメントは改善し、日経平均についても下げ幅を縮めてくるだろう。
 また、後場は日銀によるETFの買入れが意識される。ただし、ETF買入れのインパクトについても、トヨタのプラス圏浮上といった支援材料が必要だろう。中小型株には値を崩す動きもみられており、ソフトバンク<9984>、ミクシィ<2121>など主役級の浮上が必要だ。(村瀬智一)《FA》

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