凸版印刷と九州国立博物館、古墳内鑑賞用の簡易型ヘッドマウントディスプレイ用コンテンツを開発
2015年1月30日 18:04
凸版印刷と九州国立博物館は30日、福岡県桂川町にある特別史跡「王塚古墳」の石室内を鑑賞するための簡易型ヘッドマウントディスプレイ用コンテンツを共同で開発したと発表した。2月3日~3月29日に九州国立博物館で開催される特別展示「進化する博物館III」で一般公開する。美術館、博物館の文化財をテーマにしたヘッドマウントディスプレイ用コンテンツの展示は日本初だという。
王塚古墳は、1934年に発見された前方後円墳で、6世紀中頃に作られたとされ、馬具、武器、銅鏡、装身具、土器類などが出土されている。1952年に国の特別史跡に指定され、現在は毎年春と秋に一般公開されている。
開発されたコンテンツは、紙に付けられたレンズとスマートフォンを組み合わせた簡易型ヘッドマウントディスプレイ用のもので、東京大学池内研究室と凸版印刷が2004年に共同で行った、石室内部の形状計測と壁画の分光情報から得られたデジタルアーカイブデータを活用した。これにより、石室の内部空間や内部の壁画を360度方向でバーチャル鑑賞できるという。
コンテンツは特別展示期間中に、福岡県太宰府市にある九州国立博物館の文化交流展示室内で展示される。なお、コンテンツ鑑賞には、文化交流展観覧料(大人430円、大学生130円)が必要。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
関連記事
最新記事
- 過去最大規模の「Steam Next Fest」が開幕 注目作『Among Us』スピンオフなど約5,000本の体験版が無料配信
- AirPods Pro 3が169ドル(約2.7万円)に、Prime Day前に過去最安値と報道 さらに下がるかは不透明
- Microsoftらの新技術「Mirage」、GPUメモリを55分の1に削減しAI動画生成の「空間のズレ」を解決と主張
- Fable/Mythos停止後に囁かれるClaudeの「性能劣化」─安全対策が招く「アライメント税」の懸念
- AWSが第5世代の192コア自社開発CPU「Graviton5」を一般提供開始――エージェント型AIワークロードに最適化