【銘柄フラッシュ】サイゼリヤなど急伸しオリエンタルランドは連日高値

2015年1月14日 16:57

 14日は、原油安効果にもかかわらずブリヂストン <5108> が13時頃からジリ安となって1.2%安など、後場一時1ドル116円台に入る円高基調のため模様ながめ気分が強まった。対ドルでの為替影響ははほとんどないソニー <6758> も3.4%安となり、日経平均の一時317円安の影響が出たようだ。

 中で、サイゼリヤ <7581> と千代田インテグレ <6915> は13日に発表した第1四半期決算を好感して高値を更新し、サイゼリヤは15.8%高、千代田インテグレは9.8%高。トレジャー・ファクトリー <3093> は昼12時に業績予想の増額と東証1部記念増配を発表し、2.6%高となって高値を更新した。

 NTTドコモ <9437> はゴールドマン・サックス証券による目標株価の引き上げが伝えられて戻り高値に進み2.7%高。オリエンタルランド <4661> は3.9%高となり「アナと雪の女王」のパレード開始などを期待材料に2日連続高値を更新。

 花王 <4452> はクレディスイス証券の引き上げが伝えられて高値を更新し大引けも2.3%高、資生堂 <4911> は同証券による引き下げが伝えられたが1.0%高となり構造改革などに期待があるようだ。

 インターアクション <7725> (東2)は第2四半期が好調で自社株買いもあり18.7%ストップ高となり、SHIFT <3697> (東マ)は今期の業績予想引き上げが好感されて16.3%ストップ高。

 東証1部の値上がり率1位はランド <8918> の38.9%高となり株価水準が10円台から20円台に変貌、2位は前出・サイゼリヤ <7581> の15.8%高、3位はキムラタン <8107> の11.1%高となり株価10円前後で全体相場に不透明感があるときの手なぐさみ銘柄とされていた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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