イグニス Research Memo(8):広告収入モデルを安定収益源としながら注力分野へ投資
2015年1月13日 18:29
*18:29JST イグニス Research Memo(8):広告収入モデルを安定収益源としながら注力分野へ投資
■事業の特徴と強み
(3)3つの収益モデルを展開
中核とする広告収入モデルに加えて、課金収入モデル、ハイブリッドモデルの3つの収益モデルにより厚みのある収益基盤を形成しているところも同社の強みと言える。広告収入モデルは、スマートフォンの普及によりスマートフォン広告市場全体が拡大基調にあるため今後もその成長性が期待できる。また 、利益率が極めて高いうえに安定収益源としてイグニス<3689>の事業基盤を支えている。一方、課金収入モデルは、ヒットタイトル次第で爆発的な伸びが期待できるものの、莫大な開発費用のほか、広告費や課金手数料などの運営費がかかるうえに不確実要素が大きい。ゲーム専業の企業では、開発本数を複数持つことでヒットの可能性を高めているが、同社の場合には、開発本数を絞り込んでじっくりと開発できるところに優位性がある。同社は、あくまでも無料ネイティブアプリによる広告収入モデルを中核に据えて安定収益源としながら、市場の大きなソーシャルゲームやコミュニケーション領域など注力分野へ投資を振り向ける戦略をとっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》