「巫」が人名用漢字に追加される

2015年1月8日 11:04

yasuoka 曰く、  今日付けの官報で戸籍法施行規則が改正され、「巫」1字が人名用漢字に追加された。これで、人名用漢字は862字となり、常用漢字2136字と合わせ2998字が、子の名付けに使えることとなった。

 松阪市の夫婦が、出生届の追完届の受理を巡って争っていたもので、昨年8月に名古屋高裁が「巫」を常用平易な漢字として認めた。裁判所命令で追加された人名用漢字としては、以下に示すとおり「巫」が10例目となる。

 「悠」東京家裁1973.11.30審判1976.7.30施行 
 「琉」那覇家裁1997.11.18審判1997.12.3施行 
 「曽」最高裁三小2003.12.25決定2004.2.23施行 
 「獅」横浜家裁2004.5.6審判2004.6.7施行 
 「駕」大阪家裁2004.6.10審判2004.7.12施行 
 「毘」名古屋家裁2004.6.18審判2004.7.12施行 
 「瀧」広島高裁2004.6.23決定2004.7.12施行 
 「祷」大阪高裁2008.3.18決定2009.4.30施行 
 「穹」大阪高裁2008.3.18決定2009.4.30施行 
 「巫」名古屋高裁2014.8.8決定2015.1.7施行 スラッシュドットのコメントを読む | 日本

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