今日の為替市場ポイント:日本円の先安観残る
2015年1月2日 09:53
*09:54JST 今日の為替市場ポイント:日本円の先安観残る
12月31日のドル・円相場は、アジア市場では119円25銭から119円79銭で推移。欧米市場でドルは119円94銭まで反発し、119円76銭で取引を終えた。
本日1月2日のドル・円は主に119円台後半で推移か。日本円の先安観は後退していないことから、ドルは119円50銭近辺で下げ渋る見込み。
市場参加者の間では、米連邦準備制度理事会(FRB)は2015年6月に利上げを開始するとの見方が多いようだが、米国経済の成長ペースは決して速くないとの声が聞かれている。2014年10-12月期の米経済成長率は年率2%台に減速すると予想されている。7-9月期には+5.0%の高い成長率を記録したが、米経済成長がこのペースを維持できるとの見方は皆無に近い。
12月31日のNYダウが大きく下げたのは、2015年における米経済成長の減速が想定されたからではないか?との声が聞かれている。世界経済の成長鈍化に対する警戒感は残されており、米国経済が利上げの影響を受けないとは言い切れない。利上げによってドル相場は相対的に強くなる可能性があるが、そのことが米国経済にどのような影響を及ぼすのか、現時点で正確に予測することは極めて困難かもしれない。《MK》