概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4営業日ぶりに小反発、11月乗用車販売台数回復の報告が内需関連の支援

2014年12月11日 10:30


*10:30JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4営業日ぶりに小反発、11月乗用車販売台数回復の報告が内需関連の支援
【ブラジル】ボベスパ指数 49548.08 -1.29%
10日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比645.39ポイント安(-1.29%)の49548.08で取引を終えた。50192.39から一時49297.07まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは23、値下がりは47であった。

中国の商品(資源)需要の低迷懸念が引き続きブラジル株の重しとなった。また、この日は、ブレント原油先物が65ドルを割り込んで63ドル台まで下落し、WTI原油先物も60ドル台まで続落。原油安が一段と進行する状況に、石油ガス大手のペトロブラス(PETR3)が大きく下げ、ボベスパ指数の下落を引っ張るかたちになった。

【ロシア】MICEX指数 1486.85 +0.79%
10日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は前日比11.63ポイント高(+0.79%)の1486.85で取引を終了した。1477.33から一時1514.62まで上昇した。

世界景気への懸念や、ギリシャの大統領選出に絡む金融不安再燃への懸念などから、株安が続き、原油安も一段と進行する状況にも、ロシア株は反発した。市場では、買い材料が特に見当たらず、先週後半から下落が続くなかで、明日のロシア中央銀行の政策金利発表を前に、買い戻しになったのではないか、との見方が出ている。この日もルーブル安が進んだが、ロシア中銀は、「8日に4億ドル相当のドル売り・ルーブル買い介入を実施した」と発表している。

【インド】SENSEX指数 27831.10 +0.12%
10日のインドSENSEX指数は4営業日ぶりに小反発。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比34.09ポイント高(+0.12%)の27831.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.95ポイント高(+0.18%)の8355.65で取引を終えた。

売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、幅広い銘柄に買い戻しが広がった。また、11月の乗用車販売台数が回復したとの報告が内需関連の支援材料。インド自動車工業会(SIAM)は9日、11月の乗用車販売台数が前年同月比5.4%増の21万2438台に上ったと発表した。これは前月のマイナス7.5%から大幅に回復。ガソリン価格の下落や自動車物品税の引き下げが主に寄与したと分析された。

【中国本土】上海総合指数 2940.01 +2.93%
10日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比83.74ポイント高(+2.93%)の2940.01ポイントと反発した。

前日に急落した反動で、ひとまず買い戻しが入る。上海総合指数は昨日、前日比163.99ポイント(5.43%)安の2856.27ポイントと6日ぶりに急反落し、下げ率は直近5年来で最大を更新した。また、寄り付き直後に公表された11月の中国物価統計が予想よりも低下し、経済減速を示す内容だったため、当局が景気テコ入れ策を打ち出すとの思惑も高まっている。翌年の経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」が前日に開幕したことも(11日まで開催)、政策期待を強めさせた。《FA》

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