ホンダ、アドベンチャースタイルの4ストローク・DOHC・V型4気筒エンジン搭載バイクを発売

2014年12月5日 15:44

 ホンダは5日、水冷・4ストローク・DOHC・V型4気筒800ccエンジンを搭載したアドベンチャースタイルの「VFR800X」を12月12日に発売すると発表した。

 VFR800Xは、市街地走行から長距離ツーリングまで、余裕を持って操る楽しみと快適な走行を徹底的に追求している。自由度の高いライディングポジションや、ライダーが後輪の駆動力を必要に応じて任意に選択できる「Hondaセレクタブル トルク コントロール」などの採用によって、幅広いシチュエーションでコントロールしやすく、また楽しく走行できることを目指した。

 車体・足回りは、ロードスポーツモデルの「VFR800F」に対して、前・後サスペンションのストローク量を増加させた。また、最低地上高を30mm高い165mmに設定した。シート高を標準仕様より20mm低く設定できる機構を設けるなど、取り回しやすさも考慮している。ブレーキは、ABSを標準装備している。

 エンジンは、低・中回転域で力強い出力特性を発揮する4ストローク・DOHC・V型4気筒で、回転数によって稼働するバルブ数を切り替える「HYPER VTEC」を採用している。装備は、ツーリングに便利なETC車載器とグリップヒーター、メインスタンドを標準装備している。

 メーカー希望小売価格138万2,400円(税込)で、年間の国内販売計画台数は200台である。

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