注目銘柄ダイジェスト(前場):アイロムHD、塩野義製薬、セントラル硝子など
2014年12月2日 11:34
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アイロムHD、塩野義製薬、セントラル硝子など
アイロムHD<2372>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。国産初のエイズ予防ワクチンの人への安全性を確認したと報じられている。近くフェーズ2に移る予定とされている。エイズ予防ワクチンは未だに実用化されていないが、同社では2020年の製品化を目指しているもよう。製品化に向けての前進と捉えられ、あらためて期待感が高まる格好になっている。なお、本日はカイオム<4583>もエボラウイルスの抗体を特定との報道から買い気配、バイオ関連が総じて買い優勢となっている。
塩野義製薬<4507>:3145円(前日比+95円)
大幅に4日続伸。リキャップCBの実施を発表、評価材料視される展開に。CB200億円を発行する一方で、300億円を上限とする自己株式の取得を発表、本日の立会外取引で67億円規模を取得している。ROE改善や株主価値の向上策として捉える動きが優勢になっている。なお、CB転換価額は4180円、前日終値比でのアップ率は37.05%となっている。
セントラル硝子<4044>:417円(同+16円)
3日続伸。東海東京では投資判断を新規に「1」、目標株価を470円としている。欧米の事業買収などによって自動車用ガラスの成長性が見えてきたこと、自動車用リチウムイオン電池向け電解液事業が成長ステージに入ってきたことなどを評価へ。業績は上半期をボトムに回復に転じ、通期営業利益は会社計画90億円を上回る102億円と予想、来期も2ケタの増益を想定しているようだ。
新光電工<6967>:819円(同+35円)
大幅に3日続伸。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「アンダーウェイト」から「イコールウェイト」に格上げ、目標株価も650円から800円に引き上げている。円/ドルレートの変動による営業利益変化率は、電子部品セクター内で最も大きいと指摘している。来期営業利益は64億円から108億円に上方修正、市場は円安の影響を軽視しすぎていると判断のようだ。
大豊建設<1822>:506円(同+20円)
買い優勢。いちよしでは、今期以降の業績予想を上方修正している。今期営業利益は会社計画の21億円に対して32億円を予想、来期も従来の30億円から40億円へと増額修正。下期以降の完成工事総利益率も高水準を維持する見通しと。今後も、リニア中央新幹線の建設工事、東京都による豪雨対策事業など、大深度地下工事における活躍が期待されると指摘。
伊藤園<2593>:2172円(同-51円)
軟調。前日に上半期の決算を発表、営業利益は81.9億円で前年同期比43.4%減益となり、従来予想の92億円を下振れる着地となっている。通期予想は従来予想の230億円から120億円にまで下方修正。全国的な天候不順の影響、円安による原材料費の高騰などが下振れの背景に。下振れ懸念は強かったほか、前日には業績観測報道も伝わっていたが、下方修正値は市場予想を50億円程度下振れており、あらためての売り材料にもつながる形へ。
センチュリー21<8898>:4550円(同+390円)
大幅高。株式分割実施の発表が材料視されている。実質基準日は12月30日で1株を5株に分割するとのこと。流動性の高まりを好感した買いが向かったことから10%超の上昇に。9月に残した上ひげを吸収するだけの商いができるか注目。
鉱研工業<6297>:811円(同+37円)
反発。政府は国立・国定公園内での地熱発電の開発を後押しするため、関連規制の見直しを始めると報じられている。は景観維持のため高さ13メートル超の建物を原則として建設できないが、大型開発の妨げとなることから特例を認める方向と伝えている。関連銘柄への手掛かり材料になっているようだ。足元で25日線に上値を抑えられていたが、この抵抗をクリアしてきている。《KO》