東京ガス子会社の東京エルエヌジータンカーが新船型LNG船を建造
2014年12月1日 10:49
■調達先のさらなる多様化・拡大を進め、原料価格の低減を図る
東京ガス<9531>(東1)は28日に、完全子会社の東京エルエヌジータンカー(東京都港区)が新たにジャパン マリンユナイテッド(東京都港区)とタンク総容量165,000立方メートルのLNG船1隻に関する造船契約の締結を発表した。また併せて商船三井と共同保有および20年間の傭船契約に関する基本協定を締結した。
今回建造するLNG船は、2017年の竣工を予定。主に米国コーブポイントプロジェクトからのLNG輸送に使用する。拡張後のパナマ運河を通峡でき、東京エルエヌジータンカーが14年2月28日にJMUと造船契約を締結済みの2隻と同型の自立角形タンク方式の船型を採用する。船舶管理は、20年間の傭船契約に基づき、商船三井が行う。今回の建造により東京エルエヌジータンカーが保有・管理するLNG船は、13隻となる。
東京ガスグループは、自社LNG船を主体的に、保有・運航管理することで、調達先のさらなる多様化・拡大を進め、原料価格の低減を図っていく。(写真=イメージ図)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)