リンテック:消費増税後の影響があったものの、第2四半期連結業績は増収増益
2014年12月1日 07:27
■スマートフォンやタブレット端末の需要増大
リンテック<7966>(東1)の今期15年3月期第2四半期連結業績は、消費増税の影響があったものの、スマートフォンやタブレット端末の重要増大もあり、増収増益となった。
第2四半期連結業績は、売上高1004億89百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益87億54百万円(同29.5%増)、経常利益84億円(同23.3%増)、純利益60億59百万円(同26.7%増)であった。
同社の事業は、印刷材・産業工材関連、電子・光学関連、洋紙・加工材関連の3部門に区分されている。
印刷材・産業工材関連の売上高は、427億48百万円(同3.1%増)であった。内訳は、印刷・情報材事業部門264億40百万円(同2.3%増)、産業工材事業部門163億07百万円(同4.3%増)となっている。営業利益は17億43百万円(同59.5%増)と大幅増益。
印刷・情報材につては、国内では、消費増税後の需要の落ち込み、天候不順の影響を受けたものの前年同期並みを確保した。海外については、タイ、インドネシア、ベトナムなどアセアン地域で伸長した。 産業工材については、二輪車を含む自動車用粘着製品が、インドやアセアン地域を中心に堅調であった。ウインドーフィルムは、中国市場において需要が回復した。
電子・光学関連については、売上高393億53百万円(同2.7%増)、営業利益51億96百万円(同72.5%増)と増収大幅増益。 売上高の内訳は、アドバンストマテリアルズ事業194億31百万円(同6.3%増)、オプティカル材事業199億21百万円(同0.7%減)。
アドバンストマテリアルズ事業部門の概況は、半導体関連粘着テープに関しては、スマートフォンやタブレット用の需要効果により大幅に伸長した。半導体関連装置については、前年同期並みで推移した。MLCC(積層セラミックチップコンデンサ)用コートフィルムは、スマートフォンやタブレット用の需要効果により伸長した。
オプティカル材事業部門の概況は、テレビの大型化による需要増、スマートフォンやタブレット用の需要効果により販売数量は増加、ノンキャリア品の需要が増加したが、単体でのダイレクト塗工品が減少したことにより売上金額は減少した。
洋紙・加工材関連の業績は、売上高183億87百万円(同3.4%減)、営業利益17億68百万円(同34.5%減)と減収大幅減益となった。売上高の内訳は、洋紙事業部門80億63百万円(同2.4%増)、加工材事業部門103億24百万円(同7.4%減)。
洋紙事業部門の概要は、主力のカラー封筒用紙が堅調に推移し、建材用紙や耐油紙などの需要が増加した。 加工材事業部門は、炭素繊維複合材料用工程紙が航空機用を中心に伸長した。合成皮革用工程紙は、中国国内の市況低迷の影響を受けて減少した。
通期連結業績予想は、売上高2100億円(前期比3.3%増)、営業利益160億円(同16.2%増)、経常利益155億円(同17.7%増)、純利益105億円(同23.5%増)と増収増益を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)