ソフトバンクやミクシィに代わる、柱の出現が待たれる【クロージング】

2014年11月19日 16:58


*16:58JST ソフトバンクやミクシィに代わる、柱の出現が待たれる【クロージング】

19日の日経平均は反落となり、55.31円安の17288.75円(出来高概算27億6000万株)で取引を終えた。安倍首相は18日の記者会見で、来年10月の消費税率10%への引き上げ時期を17年4月に延期し、今月21日に衆院を解散する意向を表明した。「解散は買い」とのアノマリーが意識される流れのなか、寄り付き直後には一時17472.57円まで上げ幅を拡大させる局面をみせた。

しかし、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさの一角が弱く、これが日経平均の上値の重しに。その後も円相場は1ドル117円30銭辺りと円安に振れるものの市場の反応は限られている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている。「解散は買い」とのアノマリーが意識されるなか、上値の重さを受けて、アノマリーへの警戒感なども高まる格好。

もっとも、7-9月期GDPでのマイナス成長が嫌気された、大幅下落局面で年金等は仕込めたとみられ、慌てて買うところでも無いように映る。トヨタ<7203>の強い動きをみても、年金等の資金流入は意識されるが、2007年以来の7000円を回復する局面では利食いも出よう。

また、来週のJPX400先物開始を控え、JPX400構成銘柄への物色が期待されている。ただし、こちらも手当て買いは相当積み上がっているとみられ、現在のTOPIX等の先物と置き換えることで、裁定が完了するとみられる。こちらも過度な期待は禁物か。それでも、現在の需給状況からは先高期待は大きいだろう。ソフトバンクやミクシィ<2121>に代わる、柱の銘柄の出現が待たれる。《KO》

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