需給懸念の少ない銘柄に個人主体の資金が集中【クロージング】

2014年10月21日 16:12


*16:12JST 需給懸念の少ない銘柄に個人主体の資金が集中【クロージング】

21日の日経平均は大幅に下落し、306.95円安の14804.28円(出来高概算22億5000万株)で取引を終えた。20日の米国市場では、IBMなどの決算が嫌気されたが、値ごろ感から買い戻す動きもみられ、NYダウは小幅に続伸。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の15115円だったが、アップルが発表した決算はアナリスト予想を上回り、時間外での上昇を評価するなか、小幅ながら続伸で始まった。

ただ、その後は前日に今年最大の上げ幅を記録した反動による利益確定の流れもあり、じりじりと下げ幅を広げる展開に。しばらくは15000円を挟んでのこう着が続いていたが、後場に入り再び15000円を割り込むと、その後は下げ幅を拡大させ、一時14800円を割り込む局面をみせている。

市場では、「塩崎厚労相:GPIF報道、まったく知らない」、「基本ポートフォリオは前倒しで検討中と理解」とのニュースヘッドラインが流れており、詳細は不明であるが、アルゴ発動によるインデックス売りの影響との声も聞かれている。また、中国の経済指標を嫌気したとの見方もされていた。株安の流れにより円相場は1ドル106円30銭辺りと円高に振れるなか、悪循環的な値動きとなっている。

結局は前日の長い陽線にかぶせる格好で陰線を形成しており、先行き不安感がくすぶる形状である。また、ミクシィ<2121>など中小型株の主力処も軒並み戻り売りに押されており、手掛けづらい状況。FFRI<3692>は4営業日ぶりに一時1万円の大台を回復してきたほか、本日マザーズに上場したGMOリサーチ<3695>は、4830円の買い気配で商いは成立しなかった。需給懸念の少ない銘柄に、個人主体の資金が集中しやすい地合いといったところであろう。《KO》

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