フルスピード Research Memo(7):ネットキャッシュはほぼゼロベースと安定した水準を維持

2014年10月14日 16:58


*16:58JST フルスピード Research Memo(7):ネットキャッシュはほぼゼロベースと安定した水準を維持

■財務状況と株主還元策について

フルスピード<2159>の財務状況は2008年のリーマン・ショック以降、大幅に悪化し経営危機に瀕していたが、フリービットに傘下入りした2010年8月以降は不採算事業・ノンコア事業の売却などを進めながら財務体質の改善を図ってきた。現状では有利子負債依存度で36%台、ネットキャッシュ(現預金−有利子負債)でほぼゼロベースと安定した水準をキープしており、財務面でのリスクは大幅に低下したと言えよう。

配当政策に関しては2010年7月を最後に無配が続いているが、当面は内部留保による財務体質の強化と累損の解消(第1四半期末▲754百万円)を優先する方針。中期計画どおり業績が進捗すれば、2016年4月期に累損が一掃されることになるが、復配を実施するかどうかについては、その時の財務状況や投資資金ニーズによって判断していくものとみられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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