systemdの開発者、Linus Torvalds氏に対し怒る
2014年10月8日 18:25
insiderman 曰く、 以前Linux Kernel Mailing List(LKML)でsystemdのデバッグメッセージ出力に関する議論があり、Linus Torvalds氏がいつもの調子でsystemdの挙動に対し暴言を吐くという事件があった。Torvalds氏はsystemd自体については特に問題があるとは思っていないようだが、今度は暴言を吐かれた側であるsystemdの開発者の一人であるLennart Poettering氏が、Torvalds氏を非難する発言をした模様(ZDNet Japan)。
Poettering氏は自身の活動に対し批判を受けていることを述べ、Torvalds氏の「粗野な言葉使い」を指摘。これはコミュニティを衰退させると主張している。
以前にも同様の議論が出ているが、Torvalds氏が考えを改めるとも思えないし、そもそもTorvalds氏はクソなものを正直にクソと言っているだけであり、これは技術に関してオープンな議論をする際には避けられないものだ。ZDNetの記事でも、その著者はTorvalds氏を擁護するコメントを述べている。
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