ビューティ花壇 Research Memo(1):新たに中期経営計画を策定、業績回復・向上へ注力
2014年10月3日 17:07
*17:07JST ビューティ花壇 Research Memo(1):新たに中期経営計画を策定、業績回復・向上へ注力
ビューティ花壇<3041>は、葬儀の際に利用される生花祭壇等の企画・制作・設営を核に、生花卸売やブライダル装花などを含めた生花事業を主力としている。また、M&Aを軸とした周辺事業の取り込みによる規模拡大と事業多角化を進めている。同社の特徴は、技術難易度の高いデザイン性による差別化と、独自の調達ルートや大量仕入れを活かした価格競争力である。特に、価格競争力については、低価格による市場シェア拡大を狙う同社にとって戦略を支える重要な強みとなっている。
2014年6月期(2013年7月~2014年6月期)の業績は、M&Aによる上乗せ効果等で、売上高が前期比30.0%増の6,686百万円と伸長したものの、経常利益は前期比75.5%減の43百万円と大きく落ち込んだ。関東エリアを中心とした葬儀の小規模化や生花祭壇価格の急激な下落が収益の足を引っ張った。
同社は中長期構想として、東証1部上場と連結経常利益500百万円を目標としていたが、想定以上に急激な単価下落による業績の落ち込みを踏まえ、新たに中期経営計画を策定し、2015年6月期からの3ヶ年を業績回復・向上への期間と位置付けた。市場環境に対応した低価格帯商品の開発により提案力を高め、同社独自の市場を創造するとともに、原価低減の強化を図ることで業績回復とシェア拡大を目指す方針だ。
2015年6月期の業績予想は、売上高が前期比1.7%増の6,800百万円、経常利益は前期比132.2%増の100百万円を見込んでいる。
■Check Point
・事業多角化で年率2ケタ増収が続く、収益力強化が課題
・2015年6月期は収益力改善に向けた取り組みで増益目指す
・新中計で今後3ヶ年を業績回復・向上への期間に位置付け
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)《FA》