大幸薬品 Research Memo(3):感染管理事業は大幅減益も、通期は少なくとも前々期並み達成を期待
2014年9月16日 08:41
*08:41JST 大幸薬品 Research Memo(3):感染管理事業は大幅減益も、通期は少なくとも前々期並み達成を期待
■2015年3月期第1四半期業績について
空間除菌剤「クレベリン」シリーズの製造・販売を展開する大幸薬品<4574>の感染管理事業の売上高は前年同期比94.5%減の32百万円、営業損益は14百万円の赤字となった。消費者庁関連報道の影響により返品額が出荷額を上回ったほか、前年同期は中国において鳥インフルエンザ報道を背景とした特需が発生したこともあって大幅減益での着地。対象顧客別では、一般用(ドラッグストアや調剤薬局、ホームセンター向けなど)が-58百万円、業務用(BtoB向け)が91百万円となり、相対的に業務用への影響は軽微となっている。
なお、感染管理事業における出荷ベースの(返品額を除いた)総売上高は136百万円であり、販売店による一時製品販売中止を考慮すれば、前々期程度の総売上高188百万円は確保できたであろう。現時点においては、販売店が当該製品の販売を再開したことから、通期売上高は少なくとも前々期並みは達成するであろう。一部の試算では、2014年4-6月期の感染管理事業のターゲットとなる市場規模は前年同期比16.8%増と拡大基調が続いているほか、後述の通り消費者庁措置命令への対応完了によって、第2四半期以降は同事業の巻き返しも期待される。
(執筆:株式会社フィスコ)《FA》