NY金先物週間見通し:伸び悩みか、米FOMC会合結果を見極める展開に

2014年9月13日 17:21


*17:25JST NY金先物週間見通し:伸び悩みか、米FOMC会合結果を見極める展開に

■NY金先物
安値:1,228.10ドル
高値:1,272.60ドル
終値:1,231.50ドル
前週末比(騰落率):-2.82%

■下落、ドル高継続でファンド筋などが金売り

金先物は下落。米国の早期利上げ観測が再浮上したことやウクライナでの停戦持続への期待で安全逃避の金買いはさらに縮小。ユーロ安・米ドル高は一服したが、ドル相場の相対的な上昇は続いており、ドル高を嫌ってファンド筋などの金売りは継続した。


■伸び悩みか、米FOMC会合結果を見極める展開に

想定レンジ:1,210.00~1,260.00ドル

金先物は伸び悩みか。16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極める展開となる。早期利上げへの思惑がさらに広がった場合、安全逃避の金買いは一段と縮小する可能性がある。ウクライナにおける停戦継続への期待も金相場の反発を抑制する一因となりそうだ。《TN》

関連記事

最新記事