ストリームの第2四半期は大幅増収、黒字転換

2014年9月9日 09:15

■主要商品の売上は前年同期実績を大きく超えた

 ストリーム<3071>(東マ)は8日、15年1月期第2四半期累計(2014年2月~7月)連結業績を発表した。第2四半期業績は9月3日に修正しているように、売上高は前年同期比47.8%増の107億8600万円、営業利益は1000万円(前年同期△1億6400万円)、経常利益は2600万円(同△1億6100万円)、四半期純利益は1億400万円(同△1億4000万円)と大幅増収、黒字転換となった。

 発表によると、インターネット通販事業では、取扱アイテム数を増やし、また在庫の適正化等の施策を推進したことで、主要商品の売上は前年同期比で、家電88.1%増、パソコン275.8%増、周辺機器・デジタルカメラ34.4%増と前年実績を大きく超え、100億4400万円(同58.1%増)となった。利益面では、荷造発送費、広告宣伝費、支払手数料などの販管費は増加したが、営業利益は8900万円(前年同期△2億2000万円)となった。

 その他の事業では、今年2月に化粧品・健康食品を中心に展開しているエックスワンを連結子会社とし、売上高は、増税前の駆け込み需要で伸長したものの、4月以降の反動により販売が伸び悩み7億5900万円とした。利益面は商品カタログの制作や会員向けセミナーの開催費用等が先行発生し、営業利益△7700万円となった。

 今期の通期見通しは、期初発表の予想を据え置き、売上高は206億4600万円(前期比23.7%増)、営業利益は3億7900万円(同△1億6300万円)、経常利益は3億7200万円(同△1億1900万円)、純利益は2億8600万円(同△8400万円)と増収、黒字転換を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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