【チャート診断】アップルインターは長期無相場チャートに見直しの芽、中国でベンツ販売37%の伸長

2014年9月9日 09:04

  アップルインターナショナル <2788> (東マ)は、直近安値である8月15日の123円をボトムに130円台へジワリと浮上している。

  日足では既に25日線を上回り、週足でもまもなく26週線を今年3月以来、ほぼ6ヶ月ぶりに上抜くことが可能な位置にある。

  事業は、「日本」においては中古車買取・販売事業をアップルチFC218店舗で展開し東南アジア向け中古車輸出を手がける。共に堅調である。「中国」では、ベンツを主力として新車販売を手がける。第2四半期(1~6月)でのベンツ販売台数は13万5972台と前年同期比37.5%増と好調だった。

  今12月期の業績は売上49.8%増の464億6600万円、営業利益32.3%増の9億8800万円の見通し。

  もっとも、予想1株利益4.9円、配当無配で内容的には買い難い。ただ、1株純資産404.5円で、株価136円はPBRがわずか0.33倍にすぎない。

  それに、マザーズでは無相場で業績が上向き出遅れ感のある銘柄への物色が活発である。しかも、最近の日中雪解けムードから中国関連銘柄は動きやすくなっている。

  とくに、月足チャートでは2006年5月の1210円以降、まったくの無相場状態にある。人気づけば天井の高いことも手がかりとなって急伸する可能性は十分にある。下値不安がないだけに狙い場だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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