注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、ルネサス、スクリーンなど

2014年9月3日 11:33


*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、ルネサス、スクリーンなど

ファーストリテ<9983>:34135円(前日比+970円)
買い先行。前日に8月の既存店売上高を発表、前年同月比では3.8%増となり、2ヶ月ぶりのプラス転換となった。客数は同9.9%減となったものの、客単価が同15.1%増と2ケタの伸びとなり、増収のけん引役となった。天候不順の悪影響が警戒された中、堅調な売上推移に買い安心感が先行する格好へ。また、指数インパクトの強い銘柄であり、日経平均の先高期待なども支援材料となっている。

ルネサス<6723>:1024円(同+150円)
ストップ高。次世代の自動車運転システムを開発したと報じられている。自動運転やセンサー技術を盛り込んだものであり、2016年以降に順次実用化していくようだ。足元では自動運転の実用化に向けた展開が相次いで表面化しており、自動運転車関連の中心格としてあらためてクローズアップされる状況にも。

大日本スクリーン製造<7735>:577円(同-4円)
売り優勢。TSMCが提出した8月の半導体製造装置の発注状況によると、芝浦メカトロニクス<6590>に高水準の発注が確認されているようだ。野村では、発注した半導体製造装置は洗浄装置であると指摘、今後もTSMCでの採用数の増加、他メーカーでの採用の可能性があると考えているもよう。洗浄装置で世界トップであり、TSMC向けのウェイトが高いとされる同社には警戒感が先行する格好にも。

横河電機<6841>:1375円(同+132円)
急伸。前日に希望退職者の募集を発表、正式社員600人程度を募集する。関連費用は今期に特別損失として計上するようだ。ゴールドマン・サックス(GS)では、国内制御事業を取り巻く環境変化に対して唯一の対抗策であるリストラ策を現時点で出したことは好印象としている。また、JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」に格上げしているもよう。

タキロン<4215>:566円(同+56円)
急伸。いちよしではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを900円としている。防滑性ビニル床材でリフォーム向けの販路を確立している点で優位性が高いと評価、マンションリフォーム市場はストック戸数の積み上がりにより、中期的な利益成長が予想されると判断しているもよう。同業他社との比較ではPER水準に割安感とも。

FXPbyGMO<8711>:520円(同+80円)
急伸でストップ高。ドル・円が一時、約8ヵ月ぶりに105円台まで円安進行となるなど、為替市場におけるボラティリティの上昇が好材料視されている。FX各社については、為替市場においてドル・円などのボラティリティが歴史的な水準に低下していたことが逆風となっていたものの、ボラティリティの上昇による収益改善期待が先行へ。

エスクローAJ<6093>:16200円(同-2070円)
売り優勢。東証が、同社株の信用取引に関する臨時措置を発表したことが嫌気されている。委託保証金率について、本日の売買分から70%以上(うち現金40%以上)とする。直近では需給面主導での上値追いが続いていたが、信用取引規制の一段の強化を受けて利益確定売りに押される展開となっている。

UMN<4585>:3185円(同-190円)
大幅安。新株式発行と株式の売出しの実施を発表したことがネガティブ材料視されている。新株発行は96万7000株となり、最大で約29億円を調達する見込みで、希薄化や需給悪化懸念が嫌気される格好に。なお、調達資金については、新中期経営計画に沿った岐阜工場における生産能力増強を目的とする設備投資資金、借入金の返済に充当する予定と。《KO》

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