テクマトリックス:次世代ファイアウォールの販売順調、第1四半期は増収増益と好スタートを切る

2014年8月1日 07:24

■医療情報クラウドサービス「NOBORI」の好調な引き合いが継続

 テクマトリックス<3762>(東1)の第1四半期連結業績は、次世代ファイアウォールの販売が順調に増加したこともあり、増収増益と好スタートを切った。

 第1四半期連結業績は、売上高39億49百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益63百万円(同8.9%増)、経常利益87百万円(同37.6%増)、純利益43百万円(同76.0%減)と売上高、営業・経常利益共に増収増益となった。最終利益については、前期に法人等調整額が△1億49百万円あった影響で大幅な減益となった。

 同社は、ネットワーク・セキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業と、医療・CRM・EC・金融を重点分野としてシステム構築・クラウドサービスなどを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 情報基盤事業は、主力の負荷分散装置の売上高が、前年度の好調の影響もあり、伸び悩んだが、標的型攻撃に代表されるサイバー攻撃の脅威がますます高まっていることもあり、次世代ファイアウォールの販売が好調であったことから、売上高26億21百万円(同2.0%増)、営業利益1億69百万円(同41.4%増)と増収大幅増益となった。

 一方のアプリケーション・サービス事業では、ECやスマートフォン関連の開発案件の受注が好調であった。医療情報クラウドサービス「NOBORI」の引き合いも継続していて、導入する医療機関は増加している。しかし、導入時に先行投資が一時的に発生し、減益要因となるが、その後はストック型の収入が拡大し、先行投資を上回るため、将来的には安定した利益をもたらすことになる。また、合同会社医知悟は、クラウドサービスの需要の高まりにより、従来の病院向けサービス提供に加え、検診施設などの顧客の取り込みが進んだため、契約施設数、読影依頼件数、従量課金金額は順調に推移している。その結果、売上高は13億28百万円(同6.0%増)と増収となったが、医療情報クラウドの先行投資で、営業利益△1億6百万円(前年同期は△61百万円)と赤字幅は拡大している。しかし、この赤字幅拡大は一時出来であるため、不安要因とはいえない。

 今期連結業績予想は、売上高183億円(前期比5.5%増)、営業利益11億60百万円(同3.7%増)、経常利益11億60百万円(同0.4%減)、純利益7億円(同11.7%減)を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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