ソフト99 Research Memo(10):実質無借金経営は継続、引き続き財務体質は極めて良好

2014年7月17日 18:08


*18:08JST ソフト99 Research Memo(10):実質無借金経営は継続、引き続き財務体質は極めて良好
■決算動向

(2)財務状況と経営指標

ソフト99コーポレーション<4464>の2014年3月末財務状況をみると、総資産は前期末比1,187百万円増加の46,534百万円となった。主な増減要因としては、表のとおりである。在庫の圧縮と長期預金の振替により、現預金・有価証券が1,933百万円増加した以外は大きな変動要因はみられなかった。2014年3月期の設備投資額が789百万円と営業キャッシュフローの範囲内に収まったことも手元キャッシュの増加につながった。

経営指標をみると、安全性を示す流動比率や自己資本比率はいずれも上場企業の平均を大幅に上回っており、健全な状態にあると言える。一方、収益性に関しては営業利益率が8.6%と化学セクター平均の6%をやや上回るものの、ROEに関しては2.7%とセクター平均の5%を下回る水準となっている。

実質無借金経営であり、財務体質は極めて良好と言える。ちなみに、投資有価証券や長期預金を含めたネットキャッシュは約17,500百万円と、現在の株式時価総額(2014年6月6日時点で14,474百万円)を上回る水準となっている。また、PBR(1株当たり純資産)でも0.35倍と評価不足が顕著となっているが、これも資本効率の低さが一因と考えられる。このため、今後は豊富なキャッシュを活用した資本効率の改善が課題と言え、M&Aなどもその選択肢として引き続き検討しているようだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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