ケンコーマヨネーズ Research Memo(3):ロングライフサラダで業界トップの地位を確立
2014年7月10日 20:00
*20:04JST ケンコーマヨネーズ Research Memo(3):ロングライフサラダで業界トップの地位を確立
■会社概要
(2)商材別、業態別売上高と業界シェア
ケンコーマヨネーズ<2915>の売上高を商材別でみると、サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品、その他に分けられている。このうち最も構成比が大きいのはサラダ・総菜類で44.4%を占め、次いで、マヨネーズ・ドレッシング類が29.8%、タマゴ加工品が23.9%となっている(2014年3月期実績)。直近5期間の推移をみると、大きな変化は見られないものの、タマゴ加工品の比率が着実に上昇してきていることがわかる。CVS向けに弁当やパン用の需要が年々拡大していることが背景となっている。
なお、サラダ・総菜類は本体にて製造販売する日持ちのする商品(ロングライフサラダ等)と、子会社で手掛ける日配品の商品に分けられており、その比率は、6:4程度になっている。
また、業態別売上高構成比では外食業界向けが28.2%と最も大きく、次いで量販店(チェーン展開するスーパー)22.5%、CVS18.4%、パン(製パン・ベーカリー)14.3%、給食5.5%、その他(生協、業務用食材スーパー等)11.1%(いずれも2014年3月期実績)となっており、主に外食、中食市場向けに事業を展開していることが同社の特徴となっている。
業界における市場シェアをみると、マヨネーズ・ドレッシング類ではここ数年、15%前後で安定して推移しており、業界2位の位置をキープしている。業務用にほぼ特化しているため、一般消費者向けには馴染みが薄いものの、業務用ではトップメーカーのキユーピーと2社で競い合っており、大手外食企業やホテルチェーンにはほとんど納入している。
一方、ロングライフサラダにおいては、業界のパイオニアでもある同社が40%を超えるシェアを持ち、業界トップの地位を確立している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》