J.フロント:5月の百貨店売上は7.7%減、高額品の大幅減が影響

2014年6月16日 20:00

【6月16日、さくらフィナンシャルニュース=東京】

J.フロント リテイリング(東・名:3086)が16日に発表した連結営業報告によると、2014年5月度の百貨店事業の既存店売上高は前年同月比7.7%減だった。銀座再開発・建替えのため一時営業を終了している松坂屋銀座店を加えた全店ベースでは同10.7%減。

5月度の百貨店事業は、東京店が前年実績を上回り、そのほかの基幹店でもマイナス幅が一桁に縮小するなど、下げ止まる傾向は見られたものの、美術・宝飾・貴金属や家電などの大幅減が影響し、前年の水準を下回った。

そのほか、パルコ事業は同2.5%増。衣料品では、苦戦が続いていたヤングカジュアルを含め夏物衣料が活発に動いたほか、身回品ではバッグが
好調を持続。全体では消費増税前の駆け込み消費の反動減から回復した。

また、卸売事業の大丸興業は、化学品や金属・自動車などが売上を伸ばしたものの、ホームセンター向け商材などが苦戦して同5.7%減。クレジット事業のJFRカードは、大丸松坂屋百貨店の得意客向けゴールドカードのクレジットカード化にともなう手数料収入の大幅増加が寄与し、同12.7%増だった。その他事業は、J.フロント建装が前年に大型改装工事の売上を計上した反動から同18%減だった。【了】

関連記事

最新記事