16日の香港市場概況:小反落、中国の景気見通し改善で下値は限定的

2014年6月16日 18:08


*18:09JST 16日の香港市場概況:小反落、中国の景気見通し改善で下値は限定的

16日の香港市場では主要指数のハンセン指数が小反落となり、前営業日比18.50ポイント安(-0.08%)の23300.67で取引を終えた。一方のH株指数(本土企業株で構成)は同5.15ポイント高(+0.05%)の10522.13、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同1.33ポイント高(+0.03%)の4354.97と小幅に続伸した。

ハンセン指数は総じて軟調に推移。内戦が激化するイラク情勢が警戒材料。また、前週末に約5カ月半ぶりの高値で引けた後とあり、利益確定売り圧力が強まった。ただ、下値も限定的で、小高い水準まで切り返す場面も見られた。前週までに発表された中国の経済指標が総じて堅調な内容だったことから、中国の景気見通しが改善。また、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率引き下げの対象を拡大するとの観測報道が支援材料となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、恒安国際集団(01044/HK)や康師傅控股(00322/HK)など、本土系の内需関連が安い。半面、華潤電力控股(00836/HK)が2.26%上昇。中国の5月の電力消費量の伸び率が前月から加速したとの報道が好感された。また、原油相場の上昇を受けて中国石油天然気(00857/HK)が0.95%続伸した。

ハンセン銘柄以外では、山東墨龍石油機械(00568/HK)が20.00%値を上げるなど、シェールガス関連が大幅高。中国の習近平国家主席が、石油・ガスの開発を強化する方針を示したことが好感された。このほか、東方電気(01072/HK)など発電設備関連が上昇。政府幹部が、東部沿海地域における原発建設を早期に再開する方針に言及したことで買いを集めた。《KO》

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