クビにされたITエンジニアが復讐としてサーバーを初期化 お縄になり禁固4年+40万ドル以上の損害賠償

2014年5月22日 19:59

eggy 曰く、 米ウエストバージニア州の男性が、解雇されることの腹いせとして務めていた石油ガス企業EnerVest社のサーバーを工場出荷時の設定に初期化したという。その結果、この男性は同企業に対して100万ドル以上の損害を与えたとして禁固4年の刑が言い渡されたとのこと(ITWorldslashdot)。

 2012年の6月に会社から解雇されることを知ったRicky Joe Mitchell被告は、会社に復讐するためにサーバーを初期化したうえ、冷却装置を無効にし、データレプリケーションプロセスも停止させたそうだ。これによりEnerVest社は30日間に渡ってミュニケーションや業務に支障をきたし、データの復旧に多大なコストがかかってしまったとしている。しかも、復旧できない情報も一部あったとのこと。

 裁判では禁固10年が求刑されていたが、最終的には4年の禁固刑、42.8万ドルの損害賠償、10万ドルの罰金を科せられることとなったという。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | 犯罪 | IT

 関連ストーリー:
解雇されたことへの復讐、CEO のプレゼン用資料をポルノ画像に差し替える 2011年06月24日
解雇された団体のサーバにアクセスし怪文書作成、不正競争防止法違反で逮捕 2011年01月17日

 

関連記事

最新記事