木徳神糧 第1四半期は精米数量や玄米数量の増加により大幅増益で着地
2014年5月15日 09:37
*09:38JST 木徳神糧---第1四半期は精米数量や玄米数量の増加により大幅増益で着地
木徳神糧<2700>は、米穀の販売を主力とする食品卸会社である。米穀以外には、鶏卵、加工食品、飼料などを扱う。
13日に発表した第1四半期(1-3月期)売上高は前年同期比1.6%増の283.7億円、営業利益は同60.5%増の2.4億円と大幅増益で着地した。主力の米穀事業では、国産米販売価格が大幅に下落したものの、販売強化により精米数量や玄米数量が前年同期を上回る水準で推移したほか、ミニマム・アクセスによる外国産米の取扱量も増加した。
通期計画については、売上高が1090.0億円、営業利益が6.5億円を計画している。なお、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の展開次第では国内外で同社のビジネスチャンスが拡大する可能性があり、今後の動向が注目される。《FA》