ソニーが急落、構造改革に終わりが見えないことをネガティブ視
2014年5月15日 09:33
*09:34JST ソニーが急落、構造改革に終わりが見えないことをネガティブ視
ソニー<6758>が急落。同社は前日に決算を発表、前期営業利益は265億円で前期比88%減益、今期は1400億円で同5.3倍の見通し。実績値は下方修正水準での着地となった一方、今期は2000億円程度であった市場予想を大きく下回る水準。最終損益に関しては500億円の赤字計画となっている。構造改革費用の積み増しなどが想定比下振れの主因だが、構造改革費用の積み増しは前期業績の下振れ要因ともされただけに、構造改革に終わりが見えないことがネガティブ視される形に。今期の見通しに関しては、スマホやテレビなどに楽観的な要素が残るといった見方も。なお、UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ。《KO》