アールテックウエノ:14年3月期は増収効果により研究開発費の増加をカバーし大幅増益を達成

2014年5月15日 07:17

■主力のAMITIZA(R)カプセルが国内米国共に好調であった

 アールテックウエノ<4573>(JQS)の14年3月期業績は、主力のAMITIZA(R)カプセルが国内米国共に好調であったことから順調に推移した。

 14年3月期業績は、売上高56億18百万円(前年同期比23.4%増)、営業利益14億19百万円(同80.9%増)、経常利益14億77百万円(同65.9%増)、純利益10億62百万円(同89.1%増)と売上が伸びたことで、研究開発費の増加をカバーし大幅増益を達成した。

 今期については、AMITIZA(R)カプセルの米国売上が減少すると見込んでいるが、一方日本では増収を見込んでいる。また、レスキュラ(R)点眼液は国内については、納品数量の減少や薬価改定の盈虚で減収を見込んでいる。米国については、北米での処方数の推移により追加受注が見込まれているが、今期の業績予想に見込んでいない。

 研究開発費については、網膜色素変性の第3臨床試験等の費用が発生することから増加すると見ている。

 その結果、今期業績予想は、売上高57億63百万円(前期比2.6%増)、営業利益14億31百万円(同0.8%増)、経常利益14億34百万円(同2.9%減)、純利益10億3百万円(同5.5%減)と前期並みを予想している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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