日立、分速1,200メートルの世界最高速エレベーターを2016年に中国の超高層ビルへ納入

2014年4月27日 17:33

日立製作所は21日、世界最高速となる分速1,200メートル(時速72キロメートル)の超高速エレベーターを中国・広州市に建築中の超高層ビルに納入することを発表した(ニュースリリースYOMIURI ONLINEの記事本家/.)。

エレベーターが納入される「広州周大福金融中心」は地上111階で高さは530メートル。2016年の全面開業を目指して建築が進められている。超高速エレベーターでは地上1階から95階までの昇降行程440メートルを約43秒で到達するとのこと。超高速走行時にも安全に停止できるブレーキ装置や調速機、横揺れを防止するアクティブガイドローラー、耳閉感を緩和する気圧制御方式などを適用することで、安全・快適な乗り心地を実現する。日立では同ビルに分速1,200メートルの超高速エレベーターを2台納入するほか、計95台のエレベーターを納入するとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | 日本 | テクノロジー | ハードウェア | 中国

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