日立化成、中国で自動車内・外装成形品の生産拠点が稼働

2014年4月17日 15:46

 日立化成は17日、子会社の日立化成工業(鄭州)汽車配件が日産自動車株式会社の新型「エクストレイル」向けバックドアの生産を開始したと発表した。

 同社グループは自動車関連製品を中国で製造しているが、内・外装成形品についてはこれまで中国の生産拠点がなかった。このため、2011年5月に日立化成(鄭州)を設立し、工場の建設を進めていた。

 今回の日立化成(鄭州)の稼働で、中国における需要を取り込み、自動車部品事業の一層の強化・拡大を目指すという。

 同社グループは、樹脂成形品、摩擦材、粉末冶金製品、鉛バッテリーなど、自動車関連製品に関する幅広い事業を展開している。

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