米インテル決算控えるも、アク抜け意識した押し目拾いか/後場の投資戦略

2014年4月15日 12:05


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;14024.71;+114.55TOPIX;1137.38;+4.62

[後場の投資戦略]

 買い一巡後はこう着との見方は大勢だったと考えられるが、日経平均の寄付きが高値となるなか、手掛けづらさが窺える。ただし、ソフトバンク<9984>が強含みに推移しているほか、ファナック<6954>、KDDI<9433>なども寄り付き水準での底堅い値動きを続けており、売りも仕掛けづらいところであろう。後場もソフトバンク<9984>を睨みながらの相場展開になりそうだが、日経平均が14000円キープとなれば、ややリバウンドを意識したスタンスになりそうだ。
 今晩の米国ではインテルの決算が予定されているが、決算を見極めたいとの手控えムードよりは、売り込まれている関連セクターや銘柄などへのアク抜けからのリバウンドを意識した押し目拾いの流れが強まる可能性がありそうだ。(村瀬智一)《FA》

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