日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は横ばい、値下がり寄与トップは決算発表を控えていたファーストリテ

2014年4月10日 15:59


*15:59JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は横ばい、値下がり寄与トップは決算発表を控えていたファーストリテ
10日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり101銘柄、値下がり104銘柄、変わらず20銘柄となった。

日経平均は横ばい。米国の金融引き締め観測の後退を受けた昨晩の欧米株高が好感され、主力株を中心に買い戻しが先行した。ただし、大規模リコール問題などが重しとなりトヨタ自<7203>が下値模索となったことがマインドの悪化につながり、徐々に戻り待ち売りに押される格好に。

大引けの日経平均は前日比0.43円高の14300.12円となった。東証1部の売買高は19億924万株、売買代金は1兆8321億円だった。業種別では、電気・ガスや輸送用機器、保険、石油・石炭、情報・通信、鉱業などが軟調。一方、非鉄金属や卸売、繊維製品、電気機器、精密機械、機械、化学、陸運、鉄鋼などが上昇した。

値上がり寄与トップはファナック<6954>となった。ゴールドマンが投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げたことが支援材料に。また、オリンパス<7733>やTDK<6762>、ダイキン<6367>など、電機関連の一角が堅調。その他、日精工<6471>もゴールドマンの投資判断引き上げが好感された。

一方、値下がり寄与トップは決算発表を控えていたファーストリテ<9983>。トヨタ自<7203>は大規模リコール問題が重しとなったほか、バンカメ・メリルが投資判断を引き下げたことも嫌気された。また、日野自<7205>やホンダ<7267>など、自動車株が売り優勢となった。

*15:00現在


日経平均株価  14300.12(+0.43)

値上がり銘柄数 101(寄与度+75.54)
値下がり銘柄数 104(寄与度-75.11)
変わらず銘柄数  20

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6954> ファナック 18240 595 +23.35
<7733> オリンパス 3120 129 +5.06
<6762> TDK 4465 110 +4.32
<4063> 信越化 5888 84 +3.30
<5713> 住友鉱 1346 53 +2.08
<6367> ダイキン 5781 45 +1.77
<6366> 千代建 1380 41 +1.61
<6471> 日精工 1083 38 +1.49
<4519> 中外薬 2523 37 +1.45
<9766> コナミ 2306 35 +1.37
<5541> 大平金 439 31 +1.22
<4901> 富士フイルム 2705 30 +1.18
<7751> キヤノン 3155 18 +1.06
<4704> トレンド 3125 25 +0.98
<4543> テルモ 2103 12 +0.94
<4507> 塩野義 1798 24 +0.94
<8801> 三井不 3035 23 +0.90
<2282> 日本ハム 1638 22 +0.86
<6113> アマダ 710 21 +0.82
<5101> 浜ゴム 921 20 +0.78

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 36710 -540 -21.19
<9984> ソフトバンク 7174 -82 -9.65
<9433> KDDI 5220 -108 -8.48
<7203> トヨタ 5321 -129 -5.06
<4503> アステラス薬 1125 -17 -3.34
<9613> NTTデータ 3765 -35 -1.37
<6971> 京セラ 4494 -16 -1.26
<7205> 日野自 1432 -31 -1.22
<4502> 武田 4492 -30 -1.18
<7267> ホンダ 3420 -15 -1.18
<4452> 花王 3578 -28 -1.10
<8253> クレセゾン 2027 -28 -1.10
<6857> アドテスト 1110 -12 -0.94
<3289> 東急不HD 757 -22 -0.86
<6841> 横河電 1473 -18 -0.71
<6305> 日立建 1932 -16 -0.63
<4506> 大日住薬 1599 -16 -0.63
<3405> クラレ 1125 -16 -0.63
<6758> ソニー 1879 -16 -0.63
<7951> ヤマハ 1318 -16 -0.63《FA》

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