NY為替:ドル・円は102円00銭、米早期利上げ観測の後退によるドル売り

2014年4月10日 07:01


*07:02JST NY為替:ドル・円は102円00銭、米早期利上げ観測の後退によるドル売り

9日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は102円08銭から101円72銭まで下落し102円00銭で引けた。FOMC議事録(3月18-19日開催分)の中で、米連邦準備制度理事会(FRB)はメンバーによる見通しが利上げペースに関して過剰に示されることを懸念しており、市場にこういったシグナルを送ることを回避したいと考えていたことが明らかになった。また、イエレンFRB議長が言及した量的緩和第3弾(QE3)終了から6カ月後の利上げに関する表記も見られず早期の利上げ観測が後退したためドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.3793ドルから1.3866ドルまで上昇し1.3855ドルで引けた。ボニチ・マルタ中銀総裁の発言「ECBはユーロ高是正のために資産購入プログラムを含めて様々な手段を使用できる」にもかかわらず、スペインやイタリアの債券利回りの低下や、ギリシャが4年ぶりに実施した5年債入札で強い需要が確認されたことがユーロ買いに拍車をかけた。FOMC議事録を受けて欧米金利差縮小観測が後退しユーロ買い・ドル売りが一段と加速。ユーロ・円は、140円63銭から141円33銭まで上昇。

ポンド・ドルは、1.6730ドルまで下落後、1.6801ドルへ反発。ドル・スイスは、0.8834フランから0.8790フランへ下落した。《KO》

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