日経平均は大幅続落、現状維持は織り込まれた格好、失望なら押し目狙いに【クロージング】
2014年4月7日 16:09
*16:09JST 日経平均は大幅続落、現状維持は織り込まれた格好、失望なら押し目狙いに【クロージング】
7日の日経平均は大幅続落となり、254.92円安の14808.85円(出来高概算17億7000万株)で取引を終えた。先週末の米国市場の大幅な下げの影響から売りが先行した。売り一巡後はこう着感が強まっていたが、明日の日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとして模様眺め気分も。円相場の一段の円高の流れを受けて一時14800円を割り込む局面もみられたが、辛うじて14800円をキープして終えた。東証1部の売買高は連日で17億株台だったほか、売買代金も1.6兆円と低水準だった。
東証1部の騰落銘柄数は値下がり数が全体の8割を占めている。セクターでは値上がりが鉱業のみとなり、一方でその他金融の下落率が3%を超えたほか、証券、情報通信、不動産、銀行、保険、海運などが2%を超える下げとなった。そのなかで、REITがほぼ全面高商状だった。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は「国内株式運用受託機関の選定及びマネージャー・ストラクチャーの見直しについて」を公表。「J-REIT」への投資をスタートさせることから思惑買いが強まる格好だった。
今晩の米国が先週末の反動をみせてくるようだと、日本株についてもリバウンドが意識されてくる。しかし、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めるまでは積極的には手掛けづらいため、本日同様にこう着感の強い展開になりそうだ。ただ、緩和メリットセクターが総じて軟調ななか、現状維持は織り込まれた格好でもある。追加緩和に踏み切る時期について7月がコンセンサスとなるなか、嫌気売りで下げる局面においては、押し目狙いのスタンスになろう。《KO》