前場に注目すべき3つのポイント~米ネット関連株の下落による影響を注視へ

2014年4月7日 08:19


*08:19JST 前場に注目すべき3つのポイント~米ネット関連株の下落による影響を注視へ

7日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極め
■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の売り越し
■前場の注目材料:米ネット関連株の下落が目立つ、中小型株の需給悪化につながるか注視へ

■売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極め

☆日経225想定レンジ:上限14950円-下限14750円

7日の東京市場は、売り優勢の相場展開になろう。4日の米国市場では、3月の雇用統計は失業率が低下予想に反して6.7%で横ばい、非農業部門雇用者数は予想範囲内の19.2万人増だった。ただ、雇用統計は評価されたものの、バイオやネット関連株、小型株などが大きく売られ、ダウ、ナスダックともに大幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円安の14875円となり、これにサヤ寄せする格好から、インデックスに絡んだ売りが先行することになりそうだ。

ただ、今週は7-8日に日銀が政策委員会・金融政策決定会合を開催。8日に黒田総裁が記者会見を行う。まずは日銀会合の結果を見極めることになろう。黒田総裁が異次元緩和政策を発表してから1年を迎えるタイミングにあることから、期待感は相当大きいと思われる。そのため、シカゴ先物にサヤ寄せする格好となろうが、売り一巡後の押し目買い意欲は強いだろう。

日経平均の25日線が14740円辺りに位置しているほか、一目均衡表では雲下限が14870円辺りに位置している。シカゴ先物にサヤ寄せする局面で、これらが支持線として機能するようだと、押し目買いの好機として意識されてくるだろう。

しかし、米ネット関連の下落がソフトバンク<9984>などへ影響し、これが個人主体による中小型株への需給悪化につながることが懸念される。そのため、目先は成長戦略や緩和期待といった政府・日銀主導に関連する主力処への物色に向かいやすい需給状況にもなりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1680万株、買い1500万株、差し引き180万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

3月31日(月):550万株の買い越し
4月1日(火):1360万株の買い越し
4月2日(水):1680万株の買い越し
4月3日(木):790万株の買い越し
4月4日(金):500万株の買い越し

■前場の注目材料

・米ネット関連株の下落が目立つ、中小型株の需給悪化につながるか注視へ
・日銀金融政策決定会合を控え、緩和メリット関連への関心が継続か
・日豪EPA大筋合意へ、輸入牛肉の関税率引き下げへ

☆前場のイベントスケジュール

<海外>

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