中小型株などには、短期的なリバウンド狙いも/ランチタイムコメント

2014年4月4日 11:56


*11:56JST 中小型株などには、短期的なリバウンド狙いも
 日経平均は小幅に続伸。19.45円高の15091.33円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えた。3日の米国市場は、4日に発表される米雇用統計を見極めたいとのムードから上値の重い展開に。この流れを受けた東京市場についても、短期的な過熱感もあって、利益確定の流れが先行した。
 ただ、寄り付き直後に付けた15000.69円が安値となるなど、15000円での底堅さが意識される。前引けにかけては先物主導によるインデックスに絡んだ売買によって、小幅ながらプラスに転じている。セクターでは、引き続き追加の金融緩和期待を背景に不動産が堅調。一方、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>などが弱い動きをみせており、情報通信が下落率トップ。東証1部の騰落銘柄は若干値上がり数が上回っているが、値上がり値下がりが拮抗。
 日経平均は、薄商いの中を、先物主導による買いによってプラス圏を回復してきている。米雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺め気分が強いため指値状況は薄く、より小口の売買でも指数を左右させられるようである。また、雇用統計がマイナス影響をみせたとしても、来週7-8日の日銀の金融政策決定会合を控えており、追加の金融緩和期待が、売り込みづらくさせそうだ。
 規模別指数では、相対的に中型、小型株指数の底堅さがみられる。足元では主力処を中心に日経平均が15000円を回復する半面、中小型株などへは利益確定の流れが強まっていた。割安感が意識される中小型株などには、短期的なリバウンド狙いの資金が向かいやすい面がありそうだ。(村瀬智一)《FA》

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