注目銘柄ダイジェスト(前場):7&iHD、不動テトラ、戸田工業など
2014年4月4日 11:34
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):7&iHD、不動テトラ、戸田工業など
7&iHD<3382>:3925円(前日比-53円)
売り先行。同社は前日に前2月期の決算を発表、営業利益実績は3397億円で前期比15%増益、小売業界では初めてとなる3000億円台乗せとなっている。コンビニ事業の好調が続き、会社計画通りの着地となった。一方、今期は3560億円で同5%増益にとどまる見通しとなっている。市場コンセンサス3650億円前後を下振れる格好に。保守的な前提にたったものとの見方は強いが、相対的な好業績期待が高い銘柄であり、いったんは出尽くし感などにもつながっているようだ。
不動テトラ<1813>:226円(同+16円)
人気化。三井住友建設<1821>と同社が東証1部売買高の1位と2位を占めているように、低位建設株に短期資金の関心が集まる状況となっている。建設業の外国人受け入れ拡大の緊急措置を今日にも決定などと伝わっており、建設業界の事業環境改善が意識される状況となっているようだ。同社に関しては、一段の業績上振れ期待なども期待材料視される格好に。
戸田工業<4100>:293円(同+26円)
急伸。独BASFとリチウムイオン電池用正極材を展開する合弁事業に向けた独占交渉を開始と発表している。会社側では、今回の合弁事業によるシナジー効果として、製品開発、性能、コスト、供給規模・能力などを挙げているようだ。リチウムイオン電池関連銘柄としての株式市場における位置づけが、一段と高まる状況になっている。
ディスコ<6146>:6820円(同-100円)
売り先行。前期営業利益は170億円前後になり、前期比5割近い増益になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は154億円であった。製造装置の需要拡大に加えて、顧客企業の稼働率上昇で消耗品も伸びたようだ。市場コンセンサスの165億円程度も上振れているが、直近では第4四半期の売上上振れなども背景に株価が上昇していたことから、いったんは材料出尽しと捉える向きが多いようだ。
小糸製作所<7276>:1905円(同+56円)
買い優勢。みずほ証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2000円から2200円に引き上げている。ヘッドランプのLED化が招いた製品構成悪化からの採算改善が予想されること、生産トラブル発生の北米における採算改善の可能性など、同社業績に対する懸念材料は概ね織り込まれたと推測しているもよう。今後は、主力製品であるヘッドランプの付加価値向上による中期的な成長性を評価する局面と。
ユニーGHD<8270>:604円(同-8円)
売り先行。前日に業績予想の下方修正を発表、営業利益は従来予想の311億円から253億円に減額修正、20日締めから月末締めに決算期を変更しているが、単純比較では前期比25%減益となる。コンビニの売上が想定を下回り、総合小売業も衣料品などが不振であったようだ。業績下振れは想定線であったが、本日決算発表を予定しており、新年度の業績見通しに対する警戒感なども先行へ。
大正製薬HD<4581>:7970円(同-190円)
売り先行。前期営業利益は410億円前後、前期比16%増になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想380億円、市場予想390億円強との比較で上振れする格好に。「リアップ」などで消費増税前の駆け込み需要が膨らんだほか、解熱鎮痛剤が東南アジアなどで好調だったもよう。ただ、消費増税後の反動減に対する意識も強まり、ストレートに前期の上振れ決算が評価される流れにならず。シティでは、足元の業績は堅調として目標株価を引き上げているが、成長力は依然見劣りするとして、中立の投資判断を継続している。
DWTI<4576>:948円(同+68円)
大幅反発。緑内障治療剤「K-115点眼液」について、国内で実施された第3相臨床試験結果が学会発表されたことが材料視されている。「K-115点眼液」は、単独及びチモロール点眼液あるいはラタノプロスト点眼液との併用において、1日2回の投与により眼圧をコントロールするポテンシャルを持っていることが確認されたと。なお、26年度12月期の業績予想への変更はないとしている。
DLE<3686>:3105円(同+345円)
上場来高値を連日で更新。値動きの軽い直近IPO銘柄として短期資金が流入し、需給面主導での上値追いが続いている。手掛かり材料が乏しい中で、賑わいを見せている中小型株に値幅取り狙いの資金が向かいやすい状況となっており、短期資金が集中する格好に。なお、現時点でマザーズ市場において売買代金トップ、全市場でも上位にランクインしている。
N・フィールド<6077>:18350円(同+1820円)
大幅反発。4月30日を基準日として、1:5の株式分割を実施すると発表したことが材料視されている。株式分割の実施に伴って最低投資単位が引き下がることにより、投資家層の拡大や流動性の向上に期待感が高まる格好に。また、株式分割によって少額投資非課税制度(NISA)を通じた投資も可能となり、新規資金の流入期待も。
USEN<4842>:377円(同+25円)
買い先行。上期売上高は前年同期比3.5%増の345.0億円、営業利益は同21.6%増の52.2億円と大幅増益で着地したことが好感されている。スマホ向け定額音楽配信サービス「スマホでUSEN」を投入するなど、主力の音楽配信事業が堅調だった。通期の営業利益は前期比0.4%増の87.0億円が見込まれており、順調な上期業績が前向きに評価されている。《KO》