前場に注目すべき3つのポイント~緩和メリット関連に引き続き関心が向かいやすい

2014年4月3日 08:20


*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~緩和メリット関連に引き続き関心が向かいやすい

3日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均は15000円固めへ
■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の買い越し
■前場の注目材料:緩和メリット関連に引き続き関心が向かいやすい、含み資産関連に注目

■日経平均は15000円固めへ

☆日経225想定レンジ:上限15150円-下限15000円

3日の東京市場は底堅い相場展開になりそうだ。2日の米国市場では、雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告が予想に一致したとして、NYダウは4営業日続伸。シカゴ日経225先物清算値は大証比110円高の15080円となり、これにサヤ寄せする格好から買いが先行しよう。

日経平均は2日のザラバ中に15000円を回復している。再び15000円を捉えることにより、目先的な達成感から、15000円固めを意識させる値動きをみせてきそうである。また、円相場は1ドル103円台後半で推移するなど、ドル買いが優勢となっていることも、買い安心感につながろう。米株高や円安を背景とした輸出関連のほか、日銀による追加の金融緩和期待の高まりによる不動産、銀行などへの幅広い物色が意識される。

もっとも、緩和メリット関連の主力処への資金流入が強まる一方で、中小型などは手掛けづらくなりそう。2日の東証1部の騰落銘柄についても、日経平均の大幅上昇にも関わらず高安まちまちであり、若干ながら値下がり数が上回っていた。主要銘柄に資金が集中しやすくなるため、中小型株への物色も活発となろうが、物色対象は絞られやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き790万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1080万株、買い1870万株、差し引き790万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

3月27日(木):560万株の買い越し
3月28日(金):160万株の買い越し
3月31日(月):550万株の買い越し
4月1日(火):1360万株の買い越し
4月2日(水):1680万株の買い越し

■前場の注目材料

・NTTドコモ<9437>、高速通信LTE基地局に4000億円投資
・政府、再生エネの閣僚会議を設置
・緩和メリット関連に引き続き関心が向かいやすい、含み資産関連に注目

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 前週分対外対内証券売買
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

09:30 豪・2月小売売上高(前月比予想:+0.3%、1月:+1.2%)
09:30 豪・2月貿易収支(予想:+8億豪ドル、1月:+14.33億豪ドル)
10:00 中国・3月非製造業PMI(2月:55.0)
10:45 中国・3月HSBCサービス業PMI(2月:51.0)
11:00 スティーブンス豪準備銀行総裁講演《KO》

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