注目銘柄ダイジェスト(前場):メガバンク、北海道電力、コロプラなど

2014年4月1日 11:33


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):メガバンク、北海道電力、コロプラなど

メガバンク
三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>は揃って買い優勢の展開に。3メガバンクの業績は好調で、前期最終損益は過去最高と並ぶ水準に達しそうだとの観測報道が伝わっている。ほぼ想定線とは見られるものの、本日は海外投資家の資金流入が大手銀行に観測されていることもあり、好反応を見せる格好となっている。前日に、割安感が強まってきているなどバロンズ紙で取り上げられていることが、海外勢の関心を高めさせる格好にもなったようだ。

北海道電力<9509>:797円(前日比-75円)
大幅続落。日本政策投資銀行が、「優先株」で今夏に500億円規模を出資する方向と報じられている。原発の稼働停止による大幅な赤字計上が続く中、債務超過を回避することが目的になるようだ。500億円規模の出資を実行なら、既存の株主資本の2割程度に相当するもよう。抜本的な解決策でなく、追加の資本支援の可能性も残ること、当面は復配期待が遠のくことなどがネガティブ視される格好に。他の電力株に対しても、今後の増資懸念などが先行する流れにも。

カプコン<9697>:1805円(同-153円)
急落。同社が前日に発表した業績予想の下方修正が売り材料視されている。営業利益を120億円から100億円に、最終利益を68億円から33億円に下方修正している。売上は想定を上回るものの、収益性の高いモバイルコンテンツが軒並み苦戦するなどで利益率が低下する格好に。また、事業構造改善費用の特別損失を約50億円計上する予定にも。今上半期の投入コンテンツも乏しく、来期業績ガイダンスに対する警戒感なども。

エイベックス<7860>:1868円(同+55円)
大幅に3日続伸。LINEと、コンテンツやアーティストを活かしたパートナーシップを行うことになったと発表している。これまでも、所属アーティストによる公式アカウントの開設や、スタンプ画像の配信などを提供してきたが、パートナーシップを行うことによって、今後一段とLINE関連としての位置づけを高めていくとの期待感が先行へ。

大日本スクリーン製造<7735>:496円(同+19円)
急伸。バークレイズでは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は650円を据え置いている。株価は年初から相対的にも大幅な下落となっているが、今後のリスク要因に対し過度に反応していると捉えているようだ。今年度は前半の受注好調を受けて売上の増加が予想されるほか、収益性改善も着実な改善が期待できるため、2014年度営業利益は5割の大幅増益が見込まれるとしている。

ニコン<7731>:1672円(同+10円)
しっかり。前期営業利益が、従来予想を約50億円下回り、18%増益の600億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。デジカメ販売が主力の欧米市場で低迷したほか、カメラの品質問題に伴う費用の引き当ても響く格好に。市場コンセンサス630億円も下回る状況だが、中国での「D600」販売停止要請による影響懸念なども足元では強まってきていたため、目先のアク抜け感が強まる流れとなっているようだ。

DDS<3782>:611円(同+100円)
ストップ高。ジャパンシステム<9758>との業務提携を発表したことが材料視されている。ジャパンシステムの主要製品の1つであるセキュリティ認証ソリューション「ARCACLAVIS」シリーズと、同社のハイブリッド指紋認証「SDK」を組み合わせる。なお、2014年12月期業績に与える影響については軽微としている。

PBITS<3831>:1449円(同+212円)
大幅続伸。本決算と同時に、「中期経営計画2017」を発表したことが好材料視されている。数値目標としては2017年2月までに売上高を14年2月期比3.7倍の92億円、営業利益を同5.0倍の28億円と見込んでおり、中長期的な業績拡大期待が高まるっている。中期経営計画2017を「次世代型に革新する3ヵ年」と位置付け、積極的な投資を行いながらも最終年度の業績最大化を目指すと。

エナリス<6079>:1824円(同+36円)
買い先行。マンション1棟の電力をまとめて安価に購入する、一括受電事業で業界4位の日本電力を買収すると報じられたことが材料視されている。日本電力は2005年に電力高圧一括受電事業を始め、1万6000戸に導入実績があると。日本電力が持つマンション向け電力割引のノウハウなどを取り込み、家庭向けサービスを強化すると伝わったおりシナジー効果に期待感が先行へ。

コロプラ<3668>:2881円(同+169円)
買い先行。同社やサイバーエージ<4751>など、主力のネット関連株が強い動きとなっている。マザーズ指数は3月27日安値をボトムに戻り歩調を強める中で、3月相場で売り込まれた主力のネット関連に見直しの動きが波及する格好に。また、同社については、マッコーリーが投資判断「アウトパフォーム」、目標株価3600円でカバレッジを開始したことも支援材料に。《KO》

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