【編集長の視点】キトーは急反落も連続高変化業績を見直し「半値戻しは全値戻し」期待は継続
2014年3月28日 10:38
<銘柄ウオッチ>
キトー <6409> は、69円安の1966円と急反落して始まっている。前日27日の3月期期末の配当権利落ちでは、下ヒゲで25日移動平均線を確認して反発して下値を切り上げ、きょう28日もこの水準で売り買いが交錯しているものだが、下値には今3月期業績が連続して大幅増益と予想されていることを見直し割安株買いが継続している。テクニカル的にも、今年1月につけた株式分割権利落ち後の高値2368円から1745円まで調整、この調整幅の半値戻し水準にあり、アノマリー通りの「半値戻しは全値戻し」期待が底流している。
■アジア市場の自動車関連産業向けに投資需要が順調に拡大
同社の今3月期業績は、売り上げ420億円(前期比18%増)、経常利益33億円(同35%増)、純利益19億円(同85%増)と予想され、利益は、前期の2ケタ増益に続き高変化する。製造工場向けの搬送機器専業メーカーとして、国内の設備投資は、なお慎重姿勢が続いているが、タイ、インドネシアを中心にアジアで日系自動車関連産業の投資活動が活発化し、米州でも景気回復で製造業向けに堅調に推移、円安により輸出採算の好転や生産性の向上、一部製品の現地生産によるサプライチェーンの合理化などが加わり大幅続伸する。
今期に入っての業績推移も、昨年10月に今期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、今年2月開示の第3四半期(3Q)業績も、前年同期比で87%経常増益、2.3倍純益増益と大きく続伸、順調に推移した。
■PER13倍台の割安修正で株式分割落ち後の高値を視野
株価は、2Q累計業績の上方修正で昨年4月1日を効力発生日とする株式分割(1対100)の権利落ち後高値2368円まで5割高し、今年2月以降の新興国通貨安による全般相場の波乱で1745円まで調整、3Qの大幅続伸業績で下げ過ぎとの評価も強まり半値戻し水準までリバウンドした。PERは13倍台と割安であり、分割権利落ち後高値奪回を目指す全値戻しに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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