【木村隆のマーケット&銘柄観察】アクトコールは緊急駆け付けサービスを基盤に事業多様化を図る

2014年3月27日 12:47

 アクトコール<6064>(東マ)が注目される状況だ。前2013年11月期は、売上げは19億5600万円(前々期比13.7%増)と伸びたが、営業利益が9800万円(同66.2%減)と、大幅なダウンに見舞われた。

 ただ、今2014年11月期については、売上げ29億7600万円(前期比52.1%増)、営業利益2億8200円(同186.8%増)と、飛躍的な回復見通しが明らかになった。決算の発表が1月15日、翌1月16日に株価は1585円と年初来高値を示現するなど、悪材料出尽くし、今期の明るさを買う展開となった。

 同社は賃貸住宅入居者の住まいに関するトラブル全般を解決する業務を展開している。主力の緊急駆けつけ等会員制サービスでは、賃貸住宅入居者を会員顧客として、水廻りや電気、ガス、鍵、ガラスといった住まいのトラブル全般を、自社コールセンターと緊急駆けつけ業者のネットワークにより24時間365日体制でサポートする。

 前期の大幅減益は会員制サービスにおける、一部のサービスリリース時期の遅延による会員数の伸び悩み、コールセンターサービスにおける他社の価格攻勢等が要因。

 賃貸住宅を取り巻く市場にはまだ手つかずのチャンスがたくさん眠っている。新たなターゲット市場として、自主管理の賃貸物件の家主・オーナー向けに賃貸管理業務の軽減、リスク回避や物件の付加価値向上が実現出来る「入居者総合補償サービス」を共同開発し、新たな市場を開拓している。また、直接入居希望者と家主を繋げる様々な仕掛けをしていく「送客力」に力を注ぎ、さらなる新しい展開を目指す。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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